帰るのが楽しみになる家

鳥取駅から徒歩数分のところにある、築３０年のマンション。
バブル期に建てられたという建物は、一部屋ごとにサイズや間取りが変わった面白いつくりになっている。
このマンションに住む、Sさんのお宅を訪ねました。

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「マンションを購入してリノベーションすることを考えた時、以前もキッチン製作を頼んだことのある奥田家具へ真っ先に相談しに行きました」というSさん。
気が合う大工さんもチームの一員となり、購入前の物件を内見するところからはじまり、改装プランづくりから施工まで一緒に進めていった。

ソファに座って外の景色を眺めたり、
キッチンの椅子に座って、部屋全体をじっくり見わたす時間も多い。
「いろんな場所で、いろんな過ごし方ができるのがこの家のいいところ」
話を聞いていると、この家が好きという空気感が伝わってくる。

「ほぼ、奥田家具で買ってます（笑）」というお気に入りの家具たちと
火鉢や鉄瓶などの古いものから家電まで
それぞれ個性を持ったものたちが、自然と共存している空間。

「もし次のチャンスがあれば、RC造の真四角の平屋で、ビリヤード台を置いたセカンドハウスを作るのが夢」と話すSさん。
鳥取なら、そんな暮らしも叶えられそうな気がした。